「未来の働き方を考えよう」を読んだ

福祉とか介護の仕事に携わって20年になります。さすがに気が利かない私でも20年同じ分野で仕事を続けると何かしら得るものがあります。そして仕事に対して疑問に思う事もたくさんあります。特に「果たしてこれが自分のやりたい仕事なのか」「この仕事をこのまま定年まで続けたいのか」と聴かれると素直に頷くことはできない思いがあります。その思いはここ2〜3年で強くなって来ているように感じています。そんな時、書店で手に取ったのが、この本でした。

「本当に自分がやりたいこと」を自分がやっているか?今の仕事を20年続けてきましたが、最近は齟齬感を強く感じています。確かに対人援助の仕事は他人から感謝されるし、社会的ニーズも高い職種ではあります。私は大学を卒業する時、将来の自分が描けず、なしくずれ的に就職しました。とりあえず就職しておけば親も安心するだろうし、なんとか体裁も保てる、と思っていました。この職業に就いて何がしたい、という気持ちは全くなかったのです。いくつかの職場を渡り歩きましたが、その間国家資格に挑戦したり、企画を実行したり、管理的な立場になったりもしました。ある程度のスキルも身に付きました。しかしそれがこれから先も「本当に自分がやりたいこと」なのか?

「机上の検討でいいから、一度は考えよう!」
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この本の醍醐味は第4章「ふたつの人生を生きる」からだと私は思います。

”自分はこれからまだ30年40年も今の仕事と働き方を続けていきたいのか、もう一度よく考えてみて下さい。そしてもしなにかしらやってみたい人生や働き方があるのならそれをなんとか実現できる方法はないか、真剣に考えてみるのです。結果としてどんな道を選ぶにしろ、自分の人生設計に複数のシナリオを用意し、真剣に検討した上でそのうちの一つを選ぶという方法はたとえ机上の空想に過ぎなくても大きな価値があります。”

福祉の仕事を20年やってきましたがやりたい事がいくつかあります。ちきりんさんのおっしゃる通りにいくつかのシナリオを作ってみたいと思います。

「人生の有限感」
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”人生が有限だと宣告された時に生き方が変わるのだとしたら、それまでの人生は自分が本当に望んでいる生き方ではなかったということです。いつ「もう長く生きられません」と言われても、一通り取り乱し泣き叫んだ後には、「でも私はやりたいことを全部やってきた。後悔する事はない」と確信できる生き方がしたいと思うからです。”

余命はあと1年です、と言われたらどうするか。絶対にやっておきたい事をかならず実行したいはず。私の場合、家族との時間をもっと増やし、もっとウェブなどのスキルを勉強したり地域のサークルなんかに入ったり、旅行に行ったり。一日一日を無駄に出来ません。自分の人生だから自分が主人公の人生を歩んで全うしたいと思うはずです。手に入れたい人生を明確にし、傍観者ではない人生を歩みたい、そう思っています。

「いつか」ではなく「今」やろう
今 - MEANING: now, the present, the coming, this, just now, (one) mo re PRONUNCIATION: kon, kin, ima
Tona WAKEI

「いつやるの?」「今でしょう!!」最近流行の言葉です。

”今は健康に自信のある人でも、年を取るということを甘く見ないほうがいいということです。大病をしなくても歯が悪くなって食べられるものに制限が出て来たり、目が悪くなって長時間の読書やパソコン作業が辛くなるかも知れないのです。だから絶対やりたいことは「いつか」ではなく「今」やっておくべきなのです。”

健康状態というのは本当にいつどうなるか分からない。健康だけでなく、いつ災難が降り掛かってくるかは分かりません。「あー、元気なうちにあれやっておけば良かった」なんて後悔をしないうちにいつかではなく「今」やりたいことに挑戦して「楽しくわくわく」生き抜きたい、実行あるのみです。

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