お薬手帳と受診記録が家族を守る

お薬手帳

皆さん、病院を受診した時、お薬手帳を持って行ってますか?
面倒かも知れませんが、健康保険証と一緒にお薬手帳を必ず持っていきましょう

先日、息子のムスコ(あそこ、です)が腫れるという事件が起きました。前日に立ち小便したので、バチが当たったのかミミズにかけてしまったのか、と思いましたが、大慌てで夜間休日当番の小児科に連れて行きました。

小児科の先生に「あー、ばい菌が入って腫れてしまいましたねー」とあっさり言われて、抗生剤を処方してもらいました。それで一件落着と思っていました。
ところが、です。受診申し込み書に「現在何か薬を飲んでいるか」との質問がありました。別の医療機関で飲んでいる薬があったので「はい」に○をしていました。
先生に「どんな薬を飲んでますか?」と聴かれました。そこで持参していたお薬手帳を見せたのです。

それを見た先生の表情が一変しました。「お父さんお母さん、今飲んでいるこの薬は・・・、子どもさんに3ヶ月も飲ませる薬ではないですよ・・・」


IMG_0545

その薬はステロイド系の薬でした。
子どもはアトピーの気があり、皮膚科(その他に眼科とか内科とか諸々、心療内科とかも標榜している。がDrは一人でやっている)を受診してその薬を処方してもらっていたのです。
その薬は確かに効き目があり、それまで寝る時に痒がっていたのがピタリと止みました。薬が切れると受診し、処方してもらっていたのですが、効き目があまりにあるので、一度そのDrに相談したこともありました。”長く飲んでも何か影響はないのか?”と。その時のDrの答えはこうでした。「大丈夫です。どこも悪くなりません。遠くから来て、この薬を長く飲んでいる人もいます」
その言葉を信じて、受診を続けていました。

夜間休日当番の小児科の先生から、その薬を長期間服用するとどんなことが起きるのか説明がありました。
「お父さんお母さん、この薬は一般的には長期間服用する薬ではありません。長期間服用すると副腎に影響があります。外からステロイドを長い間与えると、副腎がその働きを休んでしまいます」
つまりは自分で自分の身を守れなくなり、風邪をひいても長引いたり、怪我をしても治りが悪くなってしまう、とのことだった。怖いのは急にその薬の服用を止めてしまうと逆に副作用が強く出て、最悪ショックを起こしてしまう、とのことだった。

「大丈夫です」という言葉を信じて受診していたDrに怒りを感じつつ、夜間休日当番の小児科の先生に今後どうしたら良いか、訊ねてみました。
「かかりつけの小児科がありますよね。そこの先生に私から手紙を書いておきましょう。その手紙を持って受診されてください」
夜間休日の当番でありながら、お薬手帳を見て気づいて下さった先生の存在がとても有り難かったです。

かかりつけの小児科を受診する
IMG_0406

早速、次の日、妻が子どもをかかりつけの小児科に連れて行きました。その先生からもステロイドの長期服用についての説明がありました。そして、当分保育園は休むこと、激しい運動をしないこと、専門の医療機関へ紹介状を書くのでそこを受診すること、を指示されました。ムスコが腫れた事件がおおごとになってしまいました。

専門の医療機関へ
Hospital
José Goulão

かかりつけの小児科からの紹介状を持って、専門の医療機関へ行きました。妻が仕事だったので今度は私が連れて行きました。朝、早い時間に受付したにも関わらず、診察まで3時間ほど待ちました。担当の先生にこれまでの経緯を話し、お薬手帳を見せながらステロイドの量や服用期間を説明しました。結果、保育園などは行って良いが、一度入院して副腎の働きを調べる検査をすることになりました。

検査入院
1泊2日の検査入院でしたが、何度も採血や点滴があり、5歳の子どもには少々辛かったようです。涙を流した場面もありました。親として代われるものなら代わってあげたい気持ちで一杯でした。

現在、検査の結果待ちです。結果次第ではステロイドとはおさらばになるのですが、副腎の働きが弱いままだと当分ステロイドの服用が続きます。

今回、お薬手帳のお陰で子どもに長期間服用するべきでは無い薬の存在に気づいたのですが、もっと早い段階で気づいてあげていたらな、という後悔があります。
家族の飲んでいる薬には関心を持つべきです。また医療機関を受診した場合は、内容を記録して、処方された薬の作用副作用を意識しておくことが大事です。そうすることが家族と自分を守ることに繋がります。
反省を踏まえて、私は家族、特に息子の受診記録とお薬手帳の内容をまとめる作業を行っています。

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Menu

HOME

TOP