キーンベック病体験記 その1「痛みの始まり」

2019年1月23日

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3月下旬から左手首の痛みが出現し、「たぶん腱鞘炎なんだろうな」と思っていました。

実際毎月の月末にはPCに向かって書類を作る仕事がたくさんあり、手を使いすぎたかな、と感じることもありました。

まぁIT業界の方々に比べたらほんの少し程度のPC作業なんですが。シップしてたら治るだろうと貼り続けて1週間。全く痛みがひきません。

ひくどころか痛みが強くなって、時には仕事に集中できないこともありました。

「これはなんかちょっと違うぞ」と意を決して自宅近所の整形外科へ。(たまたまこの整形外科のDrが「手の専門」だったから良かった)

まずはDrの問診。「手ですね。じゃレントゲン撮ってみましょう」とすぐさまレントゲン室へ。現像されたレントゲン写真をみてDr。

「うーん、これはねぇ・・・。うーん」としばらくレントゲン写真をみて考え込んでいる。「骨がねぇ・・・」なんか俺やばい病気なのか?

「キーンベック病かも知れません」

なんだよ、そのキーンベック病って。

Dr、おもむろに僕の左手をとって

「手の親指側が痛かったら腱鞘炎です。しかし小指側が痛かったらキーンベック病の可能性があります」

と小指側に圧をかけられたが「痛い」。

確かに親指側も痛いし小指側も痛かったのです。

「MRIを撮っておきましょう。シップと痛み止めと胃が悪くなるかも知れないので胃薬も。左手首には装具をつけて下さい。重たいものを持たないように」

MRIなんて今まで撮ったこと無いし、結構おおごとなんだな。

初めてのMRI
整形外科にはMRIが無かったので、後日紹介された脳神経外科へMRIを撮りに行きました。
初めてのMRI。

開放型のMRIということでトンネル型とは違って、そんなに圧迫された気分は無かったものの、音が凄いです。

「キーン、ゴゴ!!ビッ、ビッ!」宇宙戦争が始まったくらいの音。

映画の「宇宙戦争」を思い浮かべながら、30分ほどでMRI終了。

脳神経外科のDrから画像をみながら説明があり

「専門家ではありませんがね、この画像を見る限り、この骨だけ黒くなっています。キーンベック病と言えると思います」

患者の自分がみても手の甲の一部の骨が黒くなって回りの骨との色が明らかに違ってました。

キーンベック病確定

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現像してもらったMRIを持ってすぐさま整形外科へ。

MRI画像を見て整形外科のDr、

「うん、やっぱりね。キーンベック病です。しかしようつかまえたな」

と自分を褒めたたえているこのDr。

キーンベック病を説明する紙を出し

手術しないと治りません。骨を削って月状骨の血流を良くします。現在はキーンベック病のステージ1です。早いうちに手術した方が良いでしょう。来月くらいが良いでしょうね」

手術、かよ・・・。と思いながら「あぁ、これで仕事がちょっと休める」と安堵した気持ちもありました。

左肩の激痛

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photo credit: Walmart, Merritt Island FL via photopin (license)

手術日を整形外科と相談し、入院と手術の日を決め、職場にも報告し、仕事もセーブをかけ「まあ、しょうがないかな」と思っていた頃でした。

普段のようにPCで書類を作っていると、なんとなくいつもより左手のしびれが強い。

だが、仕事を終わらせる必要もあったのでかまわず続けていると、だんだん痛みとしびれが強くなってきました。

痛みの中心は左肩で脈打つように激痛が出始めてきました。痛みは左肩だけではなく、左脇腹にも広がりました。

痛くて仕事どころではありません。

職場の人にも事情を説明して、そのまま整形外科へ行き、痛み止めをもらって帰宅。

手術すれば良くなるとは言え、仕事を続けていく自信も気力も失せていく出来事でした。(あ!もともと仕事への気力はなかったのかも・・・