鹿児島の言葉は暗号である。

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小学生から中学生にかけて、父の仕事の関係で鹿児島に行くことがあった。
そこで父は仕事で知り合った鹿児島の人に母や妹、そして僕を紹介することがあったのだが、僕はそのおじさんやおばさんが話す言葉に爆笑してしまった。
抑揚が強くて、なんだか面白かったのである。

言葉の抑揚の強さは、僕の故郷の島原半島も鹿児島と同じくらい激しい。
しかし、鹿児島の言葉の抑揚は、なんというか南国特有の明るさが強く前面に押し出されているような感じがする。
だから、例えば鹿児島の人が、落ち込んでいる時に話す言葉も、「今は落ち込んでいるけど、そのうちきっと良くなるよ」みたいな空気が漂ってくるような感じを僕は受ける。

沖縄もそうなのだろう。気候というのは人間の性格さえも影響を与えている、そう実感する。

いやあ、鹿児島弁は明るい。同じ九州とは言え、これだけ言葉がわからないとやはり鹿児島に行くにはパスポートが必要かもしれない。

かつて高校の日本史の授業で「第二次世界大戦中に薩摩弁が暗号として使われ、米軍はこれをなかなか解読できなかった」と習ったような記憶がある。

wikipedia薩摩方言
暗号に使われた薩隅方言[編集]
第二次世界大戦中の1943年にドイツから日本へ寄贈された2隻の潜水艦のうちの1隻、U-511には軍事代表委員の野村直邦中将が便乗することになっていた。当時日本の外務省と在独大使館間の情報交換は、乱数表を用いた暗号電報を使用していた。ところが、戦況の悪化に伴い使用が困難になった。そこで、重大機密事項である潜水艦U-511の出航に関する情報交換に採用した暗号が「早口の薩隅方言」だった。
出航前後に十数回、堂々と国際電話を使って話を伝えた。アメリカ海軍情報局は当然のことながらこの通話を盗聴し、さまざまな方法で暗号の解読に努めたものの、最初はどの国の言語かもわからなかった。世界中の部族の言語まで調べた挙句、加治木出身の日系二世・伊丹明の手により、ようやく薩隅方言だと特定された。

また、以前探偵ナイトスクープで「けけけ」という鹿児島弁が紹介され、その意味が「貝を買いに行く」ということに衝撃を受けたこともあった。

貝を買いに行く=けけけ

なぜこうなったのかは分からないが、薩摩弁が暗号に使われたのもよくわかるような気がする。

最後に「ローマの休日」の予告編を鹿児島弁に葺き替えた動画があったので紹介する。

セリフの棒読み感が、鹿児島弁を際立たせているでごわす!

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