愛するべき日々に、愛することを怠ったことの、代償は小さくない。

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「永い言い訳」という本を読んだ。

長野県で起きたスキーバスの事故は記憶に新しい。
あの事故が起きた場所は、僕の大学時代に仲の良かった女の子の実家の近所で、事故の映像が流れるたびに「あの子は今頃どうしているのかなぁ」なんて、全くもって他人事、本当に他人事として見ていた。

他人事が自分のこととして起こったら、僕はどんな感情が湧き、どんな対処をするのだろうか。
仮に奥さんがバスの事故で突然いなくなってしまったら。

おくらく僕は発狂するだろう。そして残された日々をずっと悲しんで送り続けるかもしれない。

「永い言い訳」の主人公、衣笠幸夫もまさか自分の妻がスキーバスの事故で死んでしまう、なんて微塵にも思っていなかっただろう。妻があの世に行ってしまうその時も、女との情事にふけっていたのだ。

ずっと自分が無くすはずがないと信じていたものが、ある日突然消えてしまう。
状況は違えど、僕にもそういうことが起こらないとは言えない。

だからこそ、

「愛するべき日々に、愛することを怠ったこの、代償は小さくない」

 

幸夫は同じくバス事故で妻を失った大宮家の子供たちとの交流を通して、「再生」していく。
子供たちとの生きるストーリーは、涙無くしては読むことができない。

いつも自己啓発本を読むことが多いが、自己啓発本以上に僕に様々な示唆をこの本は与えてくれた。

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