キーンベック病体験記 その11「抜釘術」

左手のキーンベック病の手術を受けて1年と1カ月が過ぎた。左手首の骨癒合も上手くいき、埋め込んでいたプレートと釘を抜く手術を受けることになった。抜かなくても良いらしいのだが、飛行機に乗る時の金属探知機に引っかかることや、やはり若干の可動域の制限があることから、抜釘術をお願いした。

手術前はやっぱり緊張する

今回の入院は3泊4日。

手術前日の午後に入院した。

病院までタクシーで行ったが、運転手さんが珍しくおばちゃんで、道中はちょっと会話が弾み、少し緊張がほぐれた。

やっぱり手術を受けるって、こんなおっさんになっても緊張するわけね。

入院の前に診察。Dr.から術式の説明。

「クギを9本抜きまーす」と一応のお話しがあった。

今回の病室は希望はしていなかったが2人部屋。

他の部屋が空いてなかったらしい。

図らずも差額代を支払うことになったが、仕方が無い。

同室は人の良さそうな爺様。爺様も手の手術での入院とのこと。

どんぶり飯と長い夜

18時に夕食。メシがどんぶり並みの盛りでやってくる。

前回の入院では、これを毎食完食し4キロも太ってしまった。

体も動かさないから、体重が増えるのは目に見えている。しかし、明日手術で朝から絶飲食。腹が減っては体力が持たないと思い、無理して全部食べた。

病院の夜は長い。

21時には消灯。僕は結構早寝早起きだが、慣れない場所ではなかなか寝付きが悪い。

同室の爺様は静かな方だったので良かったが、明け方まで何度も目が覚めた。

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