父の日に思うこと。

今日は父の日。母の日に比べると影がうすいが、我が家では息子が僕の似顔絵とシャツをプレゼントしてくれた。素直に嬉しい。


僕の父は外国航路の船乗りだったので、父の日に何か特別なことをした、という記憶がほとんどない。それどころか父と遊んだという記憶が数える程しかない。それでも父がお土産を携えて、船から帰ってくるのを楽しみにしていたから、その日が僕にとっては父の日だったのだろう。

僕たち夫婦はなかなか子どもを授からなかった。授かりものだから、と悠長に構えていたが、結婚して5年経っても子どもができなかった。

さすがにこのままでは、と思い、不妊治療で有名な産婦人科に行ってみた。不妊治療にかかる費用は助成もあったが、かなり高額だった。しかし、費用以上に負担がかかったのは妻の心身だった。通院には時々僕も一緒に行ったが、注射だったり薬だったりの副作用で、時には吐き気で電車を途中で降りたりもした。

一縷の希望にかけて、不妊治療を続け、幸いにも僕たちは息子を授かることができた。妻には本当に感謝しかない。

父になる、父親になる、ということに対して、僕はなかなか実感がわかなかった。未熟な僕が子どもを育てる責任を果たすことができるのだろうか、そんな不安もあった。

しかし、息子が僕を父にしてくれた。未熟な僕を少しずつ成長させてくれた。まだ知らない世界もたくさん教えてくれた。

子どもがいるから良いとか、いないから悪いとか、そういうことを言うつもりじゃない。

ただ僕はこれからも妻と息子を幸せにし、それが僕の幸せであるということを意識して生きていきたいと思っている。

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