介護職員の教育には途方も無い時間と労力がかかる。だからこそ、

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介護の職場に長いこといるが、学歴フィルターなるものは存在しないので、働いている人も多種多様である。

良いように言えば間口が広い職場でもある。しかし、それだけ一人前に人を育てていくのは時間も労力もかかる。

これはあくまで僕の私見であるが、一般企業のように大卒から、というのであれば教育の見込みも立てやすいだろう。残念ながら低賃金の介護の職場では大卒は少数派である。それゆえ、教育には時間と労力がかかる。

仕事の仕方以前に、計算の仕方(引き算)を教えた職員もいた。

食事介助を教えると同時に箸の握り方を教えた職員もいた。

「ポータブルトイレの”ー”ってどこに書けば良いんですか?」と聞いてきた職員もいた。

唖然呆然しながら、根気強く教えたが、皆短期間で辞めて行った。その人たちが今どうやって暮らしているのか、知る由もない。

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そんな彼ら彼女らの中からでも熱い心を持った奇特な奴もいた。

高校時代、引きこもりだった彼は工場勤務を経て介護の現場へ。

職場との相性も良かったのか、もともと彼が持っていた優しさなのか、熱心に勉強も重ね、介護福祉士を取り、介護リーダーにもなった。

そして勉強を重ね、介護支援専門員にもなった。

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いろんな奴がいる。

最初から上手くできるやつなんて、どこにもいない。

だから、受け入れた職場と職員は、まずは自分の職場に入職してくれたこと、介護の職場を選んでくれたことに感謝し、忍耐強く教育し、先が見えるビジョンを指し示してあげなければならない、と僕は思うのだ。

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