子どもを叱るということを考えた

2012年9月6日

paternal
By Jorge Alberto Mendoza

先日、子どものいたずらの度が過ぎたので叱りつけた事がありました。叱られた子どもは部屋の隅の方に行き、大声で泣いていました。その姿をみて「ちょっと怒りすぎたかな」と私自身は思ったのですが、同時に子どもが自分になつかなくなったらどうしよう、という不安も出てきました。そして私が子どもの頃父に叱られた経験を思い出しました。

叱られた事を乗り越えてこそ、真の男らしさを身につけていく

http://www.flickr.com/photos/thorir-1958/7532359510/
By ThorirE

私の父は外国航路の船乗りだったので、父と過ごした時間はそう多くありません。そういう意味で父性を学び取る時間はあまり多くなかったかも知れません。しかし短い時間の中でも父が「叱る」ということを通して教えてくれた「規範」とか「規律」とかは私の中に流れています。母の中にも父性は存在していましたが、やはり母が教えてくれるものと父では、社会を通して織りなす言葉は父の方が重みがあったように思います。

「叱る」理由を伝えていく
Scolding
By headpipe
scoldingという単語でfickrを検索したところ、ぴったりな画像がヒットしました。またこの画像の説明がとても素晴らしいです。

Scolding

何か伝えなければいけないことがある時
同じ目線で静かに語りかける
彼は叱り所を心得ている…

まさに今回私が言いたいことは、この画像が語りかけていることそのものです。
ただ叱るだけでは親のストレス解消にしかならない。叱る理由を子どもにきちんと伝えなければ、それは「叱る」ことにはならないと私は思います。

育児

Posted by portcider