鬼火、どんど焼き、ホウゲンキョウ、サギッチョ・・・

2019年1月5日

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先日、太宰府市内をポタリングしていると、「どんど焼き」の準備が公園でされていました。

このどんど焼きですが、私の生まれ育った島原半島ではたしか「鬼火」と呼んでいました。

FBに写真をアップしたところ、地域によって様々な呼び方があるようで、「ホウゲンキョウ」だとか「サギッチョ」と呼ぶところもあると教えてもらいました。
面白いなぁと思って他にどんな呼び方をされているのか、ちょっと調べてみました。

地方によっていろんな呼び方があった。
Sagicho Festival
By tjsander

wikipediaで調べると左義長で掲載されていました。

また「小正月どんど焼き行事の全国調査」というサイトがあり、そこではどんど焼きについて詳細に書かれていました。

やはり「どんど焼き」と呼ぶ地方が多いようです。

北陸。東海、京都では「左義長」、

「さいと焼き」や道祖神との結びつきがある地方もあるとのことです。

九州においては「鬼火焚き」とか「サギッチョ」「ホウゲンキョウ(ホッケンギョウ)」等があるようです。

参考にした「小正月どんど焼き行事の全国調査」、とても詳しく書かれています。「どんど焼きは日本の国民行事である」とも書かれていました。

http://www.flickr.com/photos/n_i_t_v/6704822239/
By n_i_t_v

さて、鬼火にまつわる私の思い出として、地域の老若男女が集まって、正月に飾っていた注連縄とか書き初めとかを燃やして、鬼火の中にモチも入れて、それをふーふー言いながら食べた記憶があります。

大人達はするめなんか焼いて、それで一杯とかやってました。準備から片付けまでみんな一緒にやっていて、良い時代だったな、なんて思ってます。

地元では子どもの数も少なくなってそんな行事もやらなくなってしまい、淋しくなってしまいました。

どんど焼きは国民行事ですから廃れるとうことはないのでしょうが、地域のお祭りとか行事とか受け継ぐ人がいなくなってなくなってしまったものもあると思います。

これから少子高齢社会はどんどん進んでいくでしょう。

ですから、今残っているお祭りや行事は受け継ぐ人がいなくなっても、いつでも見れて再現がいつでも可能になるような記録を私達は残していかなければならないと思います。