「心を立て直すヒント」を読んでいる。
「心を立て直すヒント」という本を読んでいる。
職場での立場が変わってもうすぐで1年になる。しかし、僕の心は未だに夜明け前といった感じで、挫折感をいつまでも引きずっている。なんとか、自分で立ち直ろうとしているが、職場に行く度に自己否定のスパイラルに陥ってしまっている。
そんな中、植西聰先生の「心を立て直すヒント」という本を見つけた。最近はKindleで本を購入することがほとんどなのだが、息子と一緒にふらりと寄った本屋で目に止まった。偶然ではないのかもしれない。こういうのを引き寄せというのだろう。今の僕の心境を見透かしたように、この本は僕の目に飛び込んできた。
裏表紙にはこの言葉。
人と自分を比べない。
いやなことを引きずらない。
まさに今の僕に必要な言葉。
1テーマ2ページになっているので、どこからでも読める。
そんな中で僕が最も惹きつけられたページがあった。
成功体験を思い出して自信を取り戻す。
落ち込んだ気持ちから立ち直る方法の一つとして、レジリエンスの研究者が提案しているものがあります。それは「過去の成功体験を思い出す」という方法です。どんなことでもいいのです。
自分がこれまで生きてきた中で、どんなことでもいいですから「成功体験」を数多く思い出してみるのです。そうすることによって自分の中に、だんだんと「生きる自信」が生まれてきます。
今現在、辛く苦しい状況にあったとしても、「私なら、どうにかなる」という勇気がうまれてくるのです。
降格してからというもの、自分がダメ人間のような感じがしていた。自分のせいでなにもかもが悪くなった、自分のせいで業績が極端に悪化し、いろんな問題が発生した。温情で職場には置いてもらっているが、自分なんている価値がないのではなかろうか。上司や同僚はきっと自分を散々バカにしているに決まっている。そんな気持ちでいっぱいだった。
でもまったく0点でもなく100点でもない。僕は多少なりとも今の職場に貢献したところもあるんじゃないか。貢献できたところを思い出してみると、少しは元気が出る。
自分全部を否定しなくていい。できなかったところは、またこれから学びなおせばいいんだ。できたところもあり、まだ未熟なところもあり、それが僕自身じゃないか、と考えている。
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