ロコモ体操をもっと広めよう。
職業柄、いろんなお年寄りと出会う。しかし出会いの数と同じお別れがある。自宅で家族に看取られながら、黄泉の国へ旅立たれる、というのが僕の理想である。理想なので、それ以外というのがとても多いということだ。
家で転ぶ⇨骨折⇨入院⇨筋力がさらに衰えて寝たきりになる、または認知症になる⇨入院が長引く、施設に入所する⇨黄泉の国へ、というパターンが未だに多い。
自宅で家族に見守られながら、ということを望むなら、それ相応の努力が必要となる。
まずは、「転ばない」ということがとても大事だ。
転ばない、ためには転ばないような体作りが重要。そのためには、日々体を動かして筋力の維持と身体の柔らかさを保持していかなければならない。
「ロコモ」という言葉がある。
ロコモティブ症候群(ロコモティブしょうこうぐん、locomotive syndrome)とは、運動器[1]の衰え・障害(加齢や生活習慣が原因といわれる[2])によって、要介護になるリスクが高まる状態のこと[3]。
日本整形外科学会が2007年に提唱し、予防啓発を行っている[4]。
ロコモと略されたり、ロコモティブシンドローム、ロコモーティブシンドローム、ロコモーティブ症候群、運動器症候群などと呼ばれることもある。(出典https://ja.wikipedia.org/wiki/ロコモティブ症候群)
ロコモティブ症候群にならないために、「ロコモ体操」というものがある。
音楽に合わせて身体を動かす。大した運動量はないように感じるが、実際やってみるとちょっと汗ばむくらいはある。一人でやってもいいし、5〜6人でやるとちょっと楽しい。楽しいっていうのが続けていくコツかもしれない。
ロコモティブ症候群を予防するには40代からの身体作りが重要という記事もある。
40代男女の5人に4人が“ロコモ予備群”!? – 日経トレンディネット
要介護状態をできるだけ遠ざけたいのであれば、ロコモとは何かを知り、40代のうちから対策をしておいたほうが無難である。
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