「自分のために」相手を許す。

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過去、自分にとっては本当にひどい目にあわされた、という経験がある。もう本当に死んでしまおうか、とも思った。でもその時、「死なずに生きる」ということを決意した。どんなことがあっても、死なずに生きていればきっと「生きててよかった」と思えるようになる、と。

しかし、やはりひどい目にあった時のことは決して忘れられず、できれば関係者を一網打尽に呪い殺してやりたい、という気持ちも常々表在してくる。そんな時の僕の気持ちは本当に「呪い」とか「恨み」の囚われている。そのまま祟り神になってしまうんじゃないか、と思うくらいに。

最近は植西聰先生の本に僕の呪いとか恨みとかを少しずつ解いてもらっている。祟り神にならなくて済む、と感じている。

「折れない心」をつくるたった1つの習慣、は読みながら植西先生の一字一句が僕の心に染み渡っていくのを実感した。

その中でも僕が特に心に沁みた言葉がある。

「自分のために」相手を許す

心が折れやすい人の特徴として、過去のことに気持ちをとらわれやすいということがあるようです。つまり、気持ちの切り替えが苦手なのです。そういう人は、1日の終わりに毎晩、その日の気分をリセットすることをおすすめします。孔子の言葉に「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうということもない」というものがあります。この考え方を私たちも見習うことができるのではないでしょうか?

寝る前に、自分を傷つけた相手に対する憎しみや、その人に何も言い返せなかった情けなさで頭の中が一杯だと、翌朝、目が覚めた時には、さらにマイナスの感情が大きくなっているものです。一方、どんなに嫌な思いをしたとしても、その日の夜、気持ちを切り替えてしまえば、それを引きずることはありません。そのためにどうするかというと、寝る前に、布団の上で目を閉じながら「私の心の中にあるマイナスの感情をリセットします。明日はきっといい日です」と言うのです。そして、心の中のマイナスのエネルギーが夜の闇に吸い込まれていくシーンをイメージします。すると、次の朝、起きた時に気分がすっきりとしています。

自分を傷つけた相手のことを憎めば、心はマイナスのエネルギーで一杯になってしまい、マイナスの出来事を引き寄せてしまいます。

ですから、相手を許すことは、相手のためではないのです。自分の幸せのために、憎しみや悲しみを手放すのです。

寝る前のリセット習慣で、日々のストレスは軽減していくでしょう。

上記の章で、僕は祟り神から解放されたような気分になった。もう憎しみや悲しみは持たなくていいんだ。相手を許すことは相手のためではなく、自分のため、自分の幸せのため、なのだ。

過去の忌まわしいことから解き放たれる、そんな気がしている。

Posted by portcider