キーンベック病体験記 その18「術前術後レントゲン」
術後の翌日にはレントゲン撮影がある。そして抗生剤の点滴が午前と午後に1回ずつ。
術前と術後の右手のレントゲン画像を比較して見ると、素人でも橈骨の傾斜が大きく違っているのがわかる。
これが術前のレントゲン。
そして、術後のレントゲン。
右側の骨の傾斜が緩やかになっている。性格だけでなく、骨も歪んでいたのだ。
左手の骨が完全に癒合するまで、確か半年程度かかったような気がする。右手も同じだろう。気長に治していくしかない。
病室の窓からは夏空が見えた。外は暑いだろうな。
少年の頃は夏休みが楽しみでたまらなかった。ラジオ体操、剣道の朝練、ソフトボールの練習、海水浴。
あぁ僕の愛した夏、今何処へ消えた…。
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