降格からの1年の所感。

この1年。

昨年の8月1日に僕は降格というものを体験し、1年が過ぎた。

忸怩たる思いで一杯で、さりとて自分から申し出た経緯もあり、逃げ出す訳にもいかず、堪え、時には自省し、時には自分の中に新たな可能性を見出そうと、もがく日々だった。


全てが苦しい日々だった訳ではない。

確執のあった職員との氷解という、貴重な経験もさせてもらった。

自省の中から、自分というものを見つけ出す作業は、新たな自分の強みと弱み、特に自分の弱さと対峙する良い経験だった。

自分の弱さ弱みを認める、ということは自信に繋がる、と僕は降格を経験して強く感じた。

弱さを自分でもの中で隠そうとしても、それはますます弱さを露呈してしまう。

僕の弱さは「傷つくことを恐れる」ということだった。人との摩擦を恐れ、深く付き合うことを避け、議論も避け、亀裂の入った関係は二度と踏み入れなかった。

しかし、傷つくことを恐れなければ、その先により深い関係が築ける。より深く自分に自信を持つことができる。

この1年での経験は、僕に大きな収穫をもたらしてくれた。降格を経験しなければ得ることができなかったことも多いと思う。

その時は自分にとって悪いことでも、悲嘆にくれず、自分を見つめ直せば、新たな光も見えてくる。

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気づき

Posted by portcider