IoTで介護業務を効率化すべし。

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介護施設での夜勤はきつい。2交代でも3交代でもきつい。肉体的にも精神的もハードだ。

僕が経験してきた夜勤。

最初の施設は100床の老人保健施設。夜勤者は4人。うち一人はナース。夕方から朝までオムツ交換、トイレ誘導、水分補給、巡回、ナースコールはひっきりなしに鳴り響く。

介護スタッフ一人当たり利用者15人程度のオムツ交換やベッド移乗介助が体力的に特にきつく、20代の若い頃だったからできたが、それでも終業時間にはヘトヘトになっていた。

なんとか帰宅し、風呂に入るが浴槽に使ったまま眠ってしまい、顔が湯船に浸かって目が覚めたことも度々あった。

介護の仕事でも、夜勤があるところには就きたくないという人もたくさんいる。ハードだから敬遠されるのだ。事故のリスクや緊急時にどう対応していいか分からない、という不安もある。

事業者側としては夜勤のできるスタッフ確保が難しい。そして確保できてもスタッフの体力的精神的な負担の軽減を図らないと離職率が高まる。

ITを駆使することで夜勤スタッフの肉体的精神的負担は軽減できる。

IoTで介護業務を効率化している記事があった。

記事の通りのIoTを導入するためには、当初は資金が必要だろう。しかし、長期的に見れば夜勤スタッフの負担軽減、ひいては離職率の低下に繋がると思う。

機械にできるところは機械にまかせ、人間しかできない人間らしさはより厚くしていくことが、適正な人員配置となり、より効率的な経営と運営が可能になる。

介護

Posted by portcider