40代から認知症予防を意識しておく。
介護の仕事を始めて20数年になる。
様々な利用者さんや家族と会ってきた。人生のお手本としたいような利用者さん家族もたくさんおられたし、そうでない方もたくさんおられた。仕事をしながら人生の勉強もさせてもらっている。ありがたいことだ。
介護での相談は身体機能の低下や認知症で今までの暮らしができなくなった、とか家族だけは親の世話ができない、という相談が多数を占める。
介護保険料を納めているから、介護サービスを受けられるのが当然の権利だ。
しかし、誰しもあまり人の世話にならず、自分のことは自分で始末をつけたいものだ。特に排泄のこととかはできるだけ他人様のお世話になりたくない、という意見が多数だろう。
介護従事者はその点も鑑みながら、仕事を行なっている、はずだ。
さて、僕自身40代後半に入って体力的な衰えを感じている。記憶力には特段の自信があったが、名前を思い出せない、ということがちょくちょく出始めている。さすがにエピソード自体を忘却するということはないが、忘れてしまう、という事象に多少の恐れを抱いている。
都合の悪いこと、嫌なことを忘れたら良いのだが、残念ながらそういうことはいつまでも鮮明に覚えている。厄介なことだ。
認知症になってしまったらそれはそれで仕方のないことであるかもしれないが、できたらなりたくない。だから、今のうちに予防に努める、できるだけ認知症にならないように、遠ざけておくことはできる。
認知症にならないために、40代からできることはなにか?
下記の記事にも書いてある通り、やはり良質な生活習慣を継続する、ことが最大の予防になる。習慣の力は偉大である。
特に、食習慣、運動習慣は身体の機能低下を予防するためにも大事である。そして心の健康を保って行くこと。当たり前のことだが、これらの習慣を自分をコントロールしながら継続して行くことが大事なのだ。
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