忘れられない日。

Tree stump 2267010 1280

僕の中で、一生「忘れられない日」というのがある。

それは、かつて僕が責任者をしていた事業所で、部下が大きな事故を起こした日。

その日以来、僕は自分の勇気の無さと社会性の無さと上司力の無さ、自分に対する情けなさで激しく落ち込み、うつ状態になり、「死」まで考えた。

しかし、しばらく時間が経った今、考えてみると全てのことが「忘れられない日」から始まっている。僕が再生するため、「忘れられない日」が存在している。

あの出来事がなかったら、僕はなにもかも他責する人間のままで、再生することはなかっただろう。

神様が「忘れられない日」を与えてくださったのだ。

今でも思い出すと苦しみで胸がいっぱいになる。しかし、「忘れられない日」があったからこそ、今の自分がある。