介護職員はもっと声をあげて良いんじゃないか。
本日のヤフーニュースで以下の記事が掲載されていた。
愛知県あま市のグループホームで、2日午後、入所していた83歳の女が女性職員の首をしめ、ケガをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。
容疑者は2日午後3時10分頃、あま市七宝町の「グループホームきららあま七宝町」で、入浴中に介護をしていた女性職員(22)が着ていたパーカーのひもを引っ張り首を絞めた、殺人未遂の疑いが持たれています。
介護職員はもっと声をあげて良いんじゃないか
こういったことは、実は他の介護事業所でもたくさん起こり得ている。
ただ、事件として取り扱われていないだけだ。
僕自身、利用者に腹を殴られたり、ビンタされたり、腕をねじあげられたりされたことがあった。
幸い、怪我はしなかった。しかし、精神的に大きなストレスを受けた。
「もうあの利用者の介助はしたくない」「あの利用者には近づきたくない」
そんな思いばかり抱くようになった。
当時、利用者からの廟力については、全く取り上げられることもなく、事業所内でも「認知症があるんだから仕方がない」とか「お前の介助の仕方が悪いんだ」とか言われるのが当たり前だった。
しかし、故意に暴力・暴言・セクハラを行使する利用者もいて、そんな利用者と接するのには自信がない、と退職した職員もいた。
このままだと介護職のなり手はもっと減る
ただでさえ、万年人手不足の介護業界。
全業界でぶっちぎりの低賃金で、しかも職場環境は過酷。
職員を守る仕組みが無いのなら、もっとなり手は少なくなる。
介護職のなり手が無くなる、ということは家族介護に頼らざるを得なくなる。
そうなると、介護離職がますます増える、ということになる。
それを防ぐためにも、介護事業所は利用者からの暴力やセクハラがあった場合は、利用中止や退去していただくことをもっと発言べきではないかと思う。
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