通所系の相談員が家族・ケアマネと信頼関係を築く方法
ニッチな内容なので一部の人向け。
僕は大学卒業後、まだ介護保険制度も始まっていない頃、老人保健施設で介護職として働き始めた。
介護職を辞めた後、精神科ソーシャルワーカー、ケアマネ、グループホーム管理者を経て、通所リハビリの相談員となった。
相談員として約10年、結構な数のご家族やケアマネとの付き合いの中で、得たスキル。
お役に立てれば、と思い記した。
報告は分かりやすく
これはもう基本中の基本。
特にケアマネに報告するときは、
何が問題で、事業所としてどう取り組んでいるか、を分かりやすく報告すること。
気の利いたケアマネであれば、報告を基にケアプランを作成してくれるだろう。
タブレットやPCを駆使せよ
レクの様子や機能訓練の様子を、タブレットで動画
で撮っておく。この辺は個人情報に気をつけながら。
撮った動画を担当者会議の時、家族やケアマネに見せる。
家族やケアマネはリアルな情報に喜ぶ。
デイでどのように過ごしているか、いつも気になっている。
連絡帳や文書だけでは、伝わらないことも多いのだ。
動画という情報は全てを伝えることができる。
また、リハビリ加算を算定している場合、初回利用時の身体の動きを動画で撮っておく。
そして、3ヶ月後など定期的に、どのくらいリハビリの効果があり、変化があったのかを動画で撮る。
この効果や変化をタブレットで動画で報告する。
とても分かりやすい報告となる。
出来ること出来ないことをしっかり把握
家族やケアマネの要望には出来るだけ応えたい。
しかし、人員の都合や職員のスキルの程度で応えられないこともある。
出来ないことは、出来ない、としっかり応えておくこと。
曖昧にし、期待を持たせてしまってはいけない。
安請け合いし、出来ると返答してしまうと、現場が混乱する。
自事業所が出来ることと出来ないことを、しっかり把握しておくことが、相談員には求められる。
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