ソーシャルワーカーが上司や同僚に質問する気持ちを軽くする方法
病院の医療連携室という部署でソーシャルワーカーという仕事をしている。
様々な患者さんや家族がいる。
電話相談や面接相談、他部署との連携調整。
やることはたくさんだが、分からないことも多い。
今回は、上司や同僚に、
こんなこと今更質問してもいいだろうか
こんなこと聞いて馬鹿にされないだろうか
という点について訊く気持ちを少しでも軽くする方法を記してみた。
ググれば分かるが、聞いた方がより深い情報を手に入れることが出来る
今の時代、分からないことはググれば大抵の解答は見つけることが出来る。
しかし、実際のケースを通して、身を挺して得た知識と技術を上司や同僚が持っている可能性がある。
なので、分からないことは、
・まずググる。
・ググって得た情報を元に上司や同僚に、それで良いか訊ねる
おそらく多くの上司や同僚は、自分がケースを通して身につけた知識や技術を、あなたが調べたこと以上に教えてくれるだろう。
ググって得た知識よりも深い情報を得ることが出来る。
教えてもらった通りの対処方法を実行し、それで失敗してもあなたのせいではない。
患者さん利用者さんや家族への対処方法、医師や看護師等との調整や根まわしが分からないことがある。
関連する部署が多くなると、よけいに分からない。
どのようにしたら良いか、上司に訊く。
上司が言った通りにやってみる。
大概はそれで上手くいくことが多い。
しかし、まれにその通りにいかない時がある。
失敗することがある。
でも、落ち込むことはない。
上司が言った通りにやっただけだ。
あなたのせいではない。
上司の方法が間違っているのだ。
失敗した時は上司と一緒に対処方法を考える。
訊くことでお互いの成長度を計ることが出来る
部下がどれくらいの知識と技術を持っているのか、上司は把握しておきたい。
把握しておくことで、的確なアドバイスが出来る。
どれくらいのところまで知っていて、どれくらいのことまでは出来る、というかことを上司が把握していることで、部下は適切な指導を受けることが出来る。
より有効なアドバイスを受けるために、より深い知識や技術を身につけるためには、分からないことは質問する、ということが前提になる。
また、部下の側も上司がどれくらいの知識と技術を身につけているのか、質問することで計ることが出来る。
まとめ
ニッチな記事であるが、質問すること・訊くこと・相談することは、ソーシャルワーカーいう職業に限らず、社会一般で大事なことである。
当たり前のことを書いているが、当たり前のことを意識して実行することが、成長を促してくれる。
質問すること・訊くこと・相談することを臆することはない。得るものは大きい。
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